美容師の仕事と育児の両立。

自分の夢をかなえて美容師としての仕事に就くことができた女性でも、結婚と育児を経て職場復帰するのが困難なために家庭に留まったり、まったく別の職種を選ぶというケースが見られます。家事や育児に差し支えない範囲で働こうとすると、仕事の選択肢が限られてしまう傾向があるのは仕方ないかもしれません。

しかし、美容師としてのスキルが埋もれてしまったり、働くからにはやりがいがある仕事をしたいと願う女性も多いのではないでしょうか。今は美容師の勤務スタイルも多様化しているので、派遣会社に登録して自分が可能な範囲内で勤務期間とシフトを指定する働き方が広まっています。同じヘアサロンで一定期間働くこともできますし、シフトを組み合わせることで同じ週に複数の勤務先で働くことも可能です。基本的にはアルバイトやパート勤務になり、スタイリストとアシスタントで時給が異なっています。

具体的には、お子さんを保育園に預けている間のみ働くことや、運動会や授業参観などの家族にとっての大事な行事には仕事を入れないなど、自由度が高い働き方が可能なのが強みだと言えるでしょう。美容師としてのスキルをさらに磨きつつ、育児もおろそかにしないで両立させることは不可能ではありません。ブランクが長く、すぐに美容師として現場で働くことが不安な場合も、派遣会社がカットやシャンプーなどの項目別にスキルチェックを行ってくれるので合格すると勤務が可能です。